今宿だより
2025.02.28
災害発生➝トイレに袋をかぶせる!
こんにちは
相談員のとうまです。
2月も終わります。来週の火曜日は雪の予報になっていますが
雪への対策は万全でしょうか?
今回は写真を撮っていないので文字だけで失礼いたします。
先日 旭区の福祉施設が集まり「福祉避難所連絡会」が行われました。
皆さんは災害が起きた時に避難できるところをご存知ですか。
近くの小中学校や公民館など様々ですが、
介護が必要な方や認知症や病気で集団生活になじめない方など、
そういった方々に「場所を提供する」のが福祉避難所になります。
介護施設・障碍者施設・地域ケアプラザなど
各担当者が集まり、話し合い、いざ災害が起きた時にどうしたらよいか
様々な意見交換をする場となりました。
けいあいの郷は 毎月なにかしらの災害訓練を行っています。
訓練は行っていますが、実際に被災した人はいません。
ので、あくまでも「想定」の範囲内でしか行えません。
ご家族の中に、これを読んでいる人の中に、災害を経験した方がいらしたら
是非お話を聴きたいと考えています。
福祉避難所連絡会でもそのようなことをお話してきました。
その中でいただいたものの一つに「トイレ」の話がありました。
災害が起きた時にまず行うのが安否確認と対策本部の設営。
今までそう考えて訓練をしてきました。
しかし、災害が起きたときでも「トイレに行きたくなる」ことは止められません。
能登半島地震を経験した人からの話では
「安全を確保したら次にすることはトイレに袋をかけること」
が重要とありました。
実際の被災現場では下水が流せなくなります。
しかし排泄は止められません。
使えなくなったトイレを閉鎖しても
続々とトイレに駆け込んできます。
すると・・・
トイレは大変な状態になるそうです・・・
掃除が出来ないほどと・・・
なので、最初に袋をかけて給水ポリマーを入れることをしておくと良い。
そう教わりました。
言われてみれば確かに・・と納得。
これからの災害訓練には、トイレの設置や閉鎖、の項目を付け足そうと思いました。
これはご自宅でも同じですので、
皆さんも災害が起きた時の想定にトイレを入れてみてはいかがでしょうか。
という事で今回は災害についての内容でした。
それではまた。